2025/07/17 17:00
愛犬が年齢を重ねてきたとき、「最近寝ている時間が増えた」「食欲が落ちてきた」など、日々の変化に不安を感じたことはありませんか?
私はといえば、17歳のハイシニア、ちびちゃんに毎日何かしら不安を感じてしまいます。(かなりの心配症です。)
今回は、愛犬の健康寿命をのばすために取り入れたい、食事でできる7つのケアをご紹介します。
食事を見直すことで、シニア犬の体力や免疫力をしっかりサポートできます。
毎日のごはんが、きっともっと意味のあるものになりますよ。
1.良質なたんぱく質で筋力を維持!
シニア犬は筋肉量が自然と落ちてきますが、筋力の低下は寝たきりの原因にもなります。
そのため、消化吸収の良い高たんぱく質の食材(鶏ささみ、馬肉、魚など)を取り入れることが大切!
また、シニア犬は一度に多く食べられないことも多いため、1回量を少なめにして数回に分けて与えるのもオススメですよ。
2.脂質は「質」と「量」を見極める
脂質はエネルギー源として重要ですが、膵臓への負担や肥満の原因にもなりやすい栄養素です。
シニア犬には、DHA・EPAを含む魚の脂(サーモン・イワシ)や、植物性のオメガ3(亜麻仁油・えごま油)など、質の良い脂を少量加えましょう。
体調に合わせて、脂質を抑える必要がある犬種や病歴がある場合は獣医と相談しましょうね!
3.食物繊維で腸内環境を整える
シニア犬は加齢とともに腸の動きが鈍くなり、便秘や軟便が増える傾向があります。
そこで、野菜や豆類、玄米などに含まれる食物繊維が腸内環境を整えるサポートに。
ただし、過剰に与えるとお腹がゆるくなる場合もあるため、火を通して消化しやすくしたり、トッピング程度から始めましょう。
4.抗酸化栄養素で体内から若々しく
活性酸素は老化や病気の原因になるとされており、それを抑える抗酸化物質(ビタミンC・E、ポリフェノール、βカロテンなど)がカギ!
おすすめの抗酸化食材は、かぼちゃ・にんじん・ブルーベリー・緑黄色野菜など。
愛犬用おやつでも補える場合がありますが、添加物が少ない安心なものを選ぶことが重要です!
5.関節ケア成分で動きをサポート
年齢とともに関節の違和感や痛みが出やすくなるのがシニア期。
関節サポートには、グルコサミン・コンドロイチン・コラーゲンなどが効果的です。
これらは、鶏の軟骨・豚足・サメ軟骨・魚の皮などに多く含まれています。
加熱してスープにするなどして、吸収しやすい形で与えるのが良いと思います。
6.水分補給は「食事から」も意識して
シニア犬は喉の渇きを感じにくくなり、脱水リスクが高まります。
ドライフードだけでなく、スープ仕立ての手作り食やふやかしフード、スープトッピングなどで食事から水分をしっかり摂ってもらいましょう。
夏場や梅雨時の食欲が落ちた時にも、水分豊富なごはんが体調管理に役立ちます。
7.嗜好性を工夫して「食べる楽しみ」をキープ
嗅覚や味覚が鈍くなると、食欲が落ちやすくなります。
そんな時は、香りの良い素材(鰹節、チーズ、魚スープ)や温めて香りを引き立てるなどの工夫をしてみましょう。
手作りおやつやご褒美スープなどを活用することで、愛犬の“食べたい気持ち”を引き出すことができますよ!
シニア犬の食事で、未来の健康をつくろう
「老化=仕方ない」と思われがちですが、毎日のごはんが未来の元気を支える力になります。
7つの食事ケアは、どれも簡単に取り入れられるものばかりなので、愛犬の年齢や体調に合わせて、少しずつトライしてみてくださいね!
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