2025/07/24 13:11
こんにちは。Bungyです。
最近の厳しい暑さのせいか、シニアのわんちゃんの体調不良のご相談をいただく機会が増えています。
6月くらいから急激に気温が上がり、湿度や気圧の変化も加わって、人間でも体がついていかない日々。
もちろん、年齢を重ねたわんちゃんたちにとっても、大きなストレスになっているはずです。
うちのシニア犬・ちびも、つい最近大きな病気を経験しました。
今はようやく元気を取り戻しつつあるところです。
もちろん、食事やサプリ、通院などのケアも続けていますが、今回は「マインド」についてのお話をしたいと思います。
愛犬にどんな言葉をかけていますか?
みなさんは、日常の中で愛犬にどんな言葉をかけていますか?
私は毎日、ちびにこんな言葉をかけ続けています。
「ちびを諦めないで」
「ちびがいないと私は何もできないの」
「まだまだずっと一緒にいてね」
もう何年も、毎日のようにこの3つの言葉を繰り返し伝えています。
もはや“刷り込み”です(笑)
一つひとつの言葉に込めた想い
「ちびを諦めないで」
この言葉には、私ともう1頭のまめと暮らす“今の幸せ”を、ちびにも諦めないで欲しいという気持ちが込められています。
旅立ってしまったら、もうこの家族と一緒に暮らすことはできなくなる。
だからこそ、「今を生きて欲しい」というメッセージです。
「ちびがいないと私は何もできないの」
この言葉は、ちびの“やる気スイッチ”を押すための一言。
ちびが「私がいないとダメなんだ!」と感じて、自分の存在価値を認識してくれたら嬉しいなと思ってかけています。
私がかつて部下を持った時、彼らに頼ることで自信や責任感が芽生えてどんどん成長してくれた経験があります。
そのときの体験を、ちびにも応用してみているのです。
「まだまだずっと一緒にいてね」
これは、きっと多くの飼い主さんが愛犬に自然とかける言葉でしょう。

言葉って、本当に伝わるの?
ちびが大病をした際、アニマルコミュニケーションを受けてみました。
そのときに伝えられた言葉が、とても印象的だったんです。
「ちびちゃんは、まったく諦めていない。普通はもうつらいから、お空に行きたいと思う子も多いけど、ちびちゃんにはその気持ちはまったくないみたい。」
これを聞いて、日々の“刷り込み”はちゃんと届いていたんだ…と実感しました。
体は年齢なりに不具合もあるけれど、ちびの“気持ち”は今も10歳くらいの感覚だそうです。
「病は気から」とはよく言いますが、心のあり方が健康にも影響するのは、動物もきっと同じですね。
愛犬の心にもごはんと同じくらい言葉を
体調管理や栄養バランスと同じくらい、日々の声かけは愛犬にとって大切な“心の栄養”です。
食べること、寝ること、遊ぶこと、そして「言葉を交わすこと」。
私たち飼い主の声は、わんちゃんの心を支えるエネルギーになります。
どんなに小さな言葉でも、何度でも伝えてみてください。
「今日もありがとう」
「いてくれて嬉しい」
「明日も一緒にいようね」
愛情を込めたひと言が、シニア犬の明日を変えるかもしれません。
わたしたちの言葉の力、信じてみましょう